Thursday, December 18, 2008

Wendy and Lucy

今日は先日観たインディー映画「Wendy and Lucy」の話。

学生時代に(ああ、もう遥か彼方に感じる・・・)よくしてもらった恩師Kelly Reichardtの最新作がNYのFilm Forum(いわゆるアート系映画館)で上映しているので見逃さないうちに拝見。この前の作品「Old Joy」でロッテルダム映画祭のグランプリを受賞している、NYを代表する女性映画監督。

人柄は穏やかなんだけど好き嫌いが激しく、自分は光栄にも「好き」代表生徒になり(ほんとうに!)、当時制作した作品は卒業後も授業で後輩にみせてくれているらしい。
先生から気に入られたのなんて初めてだったなあ・・・。しかも結構むちゃくちゃやって。

話がのっけからかなり逸れましたが、映画の内容はというと、「一人の少女がアラスカを目指す」話でどうしても「イントゥ・ザ・ワイルド」(この映画もめちゃ好き!)を想像してしまったんだけど、全く似た部分はなく、穏やかに流れる詩的な映画だった。

一応ロードムービーだし、当然途中でトラブルは起きるんだけど、映画的なびっくりするようなものではなく、非常に現実的でぼや〜っとした感じ。

ストーリーというより、キャラクターの細部に重点を置き(それは出だしの奇妙なロングショットから表れている)、人物の表情や仕草など、女性監督ならではの繊細な描写が逆に新鮮だった。

なんとなく雰囲気的にはジャームッシュ映画に似た部分もあるのかな。観客としての感情も結構曖昧で、怒ったり笑ったり悲しんだりという起伏がそれほどないんだけど、なんかチクリと刺して後を引く感じ。

で、 主演の女優はアカデミー賞候補にもなった若手実力派のミシェル・ウィリアムス。金髪のきれいなイメージしかなかったけど、これで新境地って感じなのでしょうか。本当に普通のどこでもいそうな女の子感、それでいて微妙な表情や動きが計算されて(いるのか?)演じられていた。

賞取ったら日本でも公開してくれるのかなあ。DVD位は出てほしい一品です。




Saw an independent film called "Wendy and Lucy" which was directed by Kelly Reichardt, who I admire both as a director and a person (she was my favorite teacher at NYU!) at Film Forum which is my another favorite theatre in NYC.

The film starts with a long, kind of strange tracking shot, and got my attention there.
Hearing the story of this young girl heading for Alaska, I thought of "Into the Wild" (another favorite movie of mine), however, not similar at all.

Throughout the trip, nothing astonishing really happens (though several accidents of course), just like in the real world. It captured more details of small things in life, from subtle facial expressions to ordinary moment which is kind of pretty, as well as deep sorrow and anger.

The director also pulled out a real performance of Michelle Williams, who I only know as a gorgeous blonde girl from previous movies (not many).

This movie doesn't shock you right away, but it leaves you an inexplicable feeling afterwards.

Still in theater so check it out!


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