Wednesday, March 10, 2010

おひさ


日本の皆様
大変ご無沙汰です!元気にやってます!かなり長くブログ放置しているのに気がつきました。というか、ブログやってるの久しぶりに思い出しました(笑)。

言い訳の一つとしては〜、仕事がそれなりに忙しかったのと〜実は10日ほど自分の映画「Off the Route」のロケ場所予定のニューオーリンズと北アリゾナに下見に行ってたんです。短いながらも密度の濃い滞在。

ニューオーリンズでは高校時代の親友、現職刑事のアンドリュー一家にお邪魔になり、全米一クレイジーな悪名高いマルディ・グラのパレードを約10年ぶりに訪れました。映画の中で重要なシーンの一つなのですが、ちょっと記憶があいまいだったので、整合性を確認しに。ごった返すフレンチクオーターをパトカーですっとばしたりしてました。

アリゾナでは、日本の親友から紹介してもらって、昔会ったことのあるナバホ族の家族の元にお世話になり、親戚の住むリザベーション(インディアン保留地=アメリカ人が大陸を侵略した際にネイティブを追いやった場所)に連れて行ってもらって生の生活を体験したり、現地に住む日本人フォトグラファー河野謙児さんに色々壮大な自然を案内してもらったり。

今度また写真とともに詳細はアップします。

近況。先週末。

ニューヨークに住んで7年以上経ちますが、友人の招待で初めてArmory Showに行きました。世界有数のアート・トレード・ショー。きれいに描かれたファインアートから、前衛的な抽象画まで、世界中のありとあらゆる作品が展示され、ビジネスとしてのアートはこういう風に成り立っているんだ、と勉強になりました。この中から世界のアートシーンを牽引するアーチストが、敏腕のキュレーターや投資家などに見いだされ、「アーチスト」として大手をふって生活ができるのです。

「アート」っていうのは感覚的だったり哲学的だったり時には科学的だったり、考えれば考えるほど定義づけるのは難しくて、「こんなの自分でもつくれる」ものもたくさんあるんですが、そんな中自分なりの定義づけはきっと「自分がアートと感じるもの」がきっとアートなんです。その感じ方はもちろん人それぞれで、だから色んな種類があって当然なんだけど。じゃあどんなものが「アートを感じるの?」は、それも人それぞれだろうけど、自分にとっては「新しい価値観や視点を与えてくれるもの」が大きいかな。もちろんただ無条件に美しいだけのものも好きだけど。


昔10代とかのころシカゴ美術館で、ピカソとかカンディンスキーとかその辺が並んでる画廊の脇に、近くにタイトルも何も書いてない色とりどりのキャンディーが無作為に山積みにされていたのが鮮烈に覚えていて、それを子供とかが戸惑いながら拾い食いしてるのをみて色々考えたのが思い出されます。未だにそれがアートだったのかどうなのか・・・。でも自分にとってはそうだった。


なんて、難しいビジネス的な事を考えたりしたのですが、その後、一緒にいた友人に誘われて行ったFountainexhibitのほうが全然面白かった!もちろんビジネスしすぎてないパーティーというくだけた雰囲気(これはすごく大事。一緒にいる人や全体のバイブレーション)もあったんだけど、置いてある作品自体も、生の質感がある、エッジの効いたものや、新しいインスピレーションをくれるものが多かったです。
やっぱり無条件に、ただ目の前にあるものを美しいと思える、そんなものが好きです。
もちろん純粋さだけを追い求めてても世の中うまく生きていけないんだけどね。財布と心の豊かさは反比例なんでしょうか?「立派な社会人」はそのバランスをとれるのが大事なのかなあ〜と。教えて偉い人!答え知ってるんでしょ?


そして一日の締めは、今週からまた全米ツアーおよびヨーロッパツアーに出てしまう日本人バンドPeelander-Zのライブでした。このブログでも飽きる位紹介してますが、やっぱりこの人たちのエンターテイメントの仕方はすごいっす。既成の概念/国境や人種/老若男女の壁を超えて突っ走る、本物のアーチストでした。ガンガン有名になってください〜!



オレももっともっとがんばんないと!仕事?してるわ!