Thursday, June 3, 2010

The Last Weekend

私事で恐縮ですが(あ、いつもそうか・・・)
先週末(Last Weekend)は3年間住んでいたブルックリン・ブッシュウィックのアパートでの最後の週末(Last Weekend)でした。

思えばちょうど3年前の今頃、独立を決意し会社を辞めたとほぼ同時のタイミングで、4年住んだブルックリン・ウィリアムズバーグの一人暮らしアパートの家賃が1.5倍額に地上げ(笑)。収入も安定せず、仮押さえされてたフリーランスの仕事も次々に流れてしまい、逃げるように引っ越したのがブッシュウィックのアパートでした。

家賃は比べ物にならず安いものの4人ルームメイト(全員やんちゃなアメリカ人!)がいるという環境だったので「とりあえず収入が落ち着くまでは、できれば半年、長くて1年!」と思い住み始めたのが早3年。

これだけ長くいる事ができたのは個性的で人間として魅力のある面々でした。場所柄、いわゆる「アーチストの卵」が多いこのアパートは大学寮的で、ある意味アーチスト・コミューンのような温かくフレンドリーな雰囲気。

ここに引っ越すきっかけになったのはウィリアムズバーグの行きつけのカフェで、友人の紹介で知り合ったライアン。体中入れ墨だらけのロッククライマー。すぐ意気投合し、アパートを見せてもらい、検討中に街で偶然自分が人生で1番繰り返し読んだ本、「路上」by ケルアックを持って散歩している所に出くわし、その場で引っ越しが決定。

当時のルームメイトは

—ユニクロの会社員でやたらビジネスマンチックなジョセフ。後にクビになり起業家を目指し家に引きこもってネットビジネスをあれこれやってた。やたらリーダーシップをとりたがるが誰もついてこずに後に引っ越し。風の噂によると、もともと実母が韓国で見つかり韓国に引っ越したらしい(彼は元々韓国人だったが養子としてアメリカ人に育てられた)。

—引っ越しのきっかけになったライアン。よく語った。彼女を追いかけてオハイオからニューヨークに引っ越してきたのだがその後別れ「自分が何がやりたいのかわからない」とバーテンをしばらくするものの、奮起して、車で3時間ぐらいのところにある大学に再入学するべく引っ越し。専攻はアウトドア好きが高じて「Expedition」。どんな仕事に就くつもりなんだろーか(笑)。

—インテリ黒人のデュークス。仕事はパーソナル・トレーナー兼G-Starの販売員。年も40近く、家にはほとんど帰ってこなかったため謎多し。「オレはスウェーデンに引っ越すんだ」とずっと言っており、引っ越した時はそうしたのかと思ったら数ヶ月後にベッドフォード通りで再会。その後も(未だに)ベッドフォード界隈のカフェでよく見かける。あえてスウェーデンに関しては突っ込まない。

—押し入れに住んでいるプータローのマット(当時20歳)。そう、シングルベッドがやっとギュウギュウに突っ込めるぐらいの押し入れ。ただベッドは部屋の上のほうに引っ掛けてロフトにして、その下に小さなカウチとTVを置いて機能させてたけど。最初はビビったけど深く話すと精神世界/哲学についての造詣が深くて人柄もよく、元モデルのルックスも手伝って人気者だった。そしてこの入れ替わりの激しいこのアパートで未だに住んでいるのも彼だけになってしまった。


そのあとはゲイの役者/モデルの男クリスとその幼なじみのダンサー女オードリーが一緒に引っ越してきて部屋をシェアしたり、気の優しいバーマネジャーのルークが引っ越してきて、あとは誰がいたっけ・・・

フォトグラファー、役者、グラフィックデザイナー、フォトグラファー、DJ、ミュージシャン、人口統計の役人、元犯罪者、ただのヒッピー、ピエロ、フォトグラファー、ファッションデザイナー、映像作家、ジャーナリスト、大学生、ミュージシャン・・・・。

(あ、そうだこのブログを始めたばかりの時に紹介したペダルスチールプレイヤーのフィルもお向かいさんだった)オレはここで何十人の人間と出会ったんだろう。この建物の住人だけで小説が1本かけそう。


天井が落ちてきた事もあった。
ハウスメイトがすぐ外で強盗に襲われた事もあった。
ルームメイト達多数出演の自主映画を撮影した事もあった。
乱闘騒ぎを止めた事もあった。
その他、色々色々あった。


夏の間は部屋のすぐ外の庭でバーベキューやパーティで人が毎日のようにたむろしてて
最近は地下室をきれいにし、本格的なイベントスペースにしようとしてるらしい。
段々引っ越してくる連中の年齢層も若くなってきて、もうおっちゃんはついてけません。
朝ロケが早い時とか、ほんとつらいのよ。


てなわけで、昨日新しいアパートに引っ越し、3年ぶりの一人暮らしを再開したわけです。
気分一新。潮時ってのはこういう事を言うんだろうな。でもちょっと寂しくなるなー。後ろ髪轢かれる思いでした。さらば地下街の人々よ(笑)。

そんな最後の週末。前述のマットのバースデーパーティーは午後2時から始まり翌朝の7時まで続きました。オレは昼の間は他のパーティーに行き(後日アップします)、
夜12時過ぎから参加。


ちなみに昨日の夜は静かすぎて眠れませんでした(笑)。




The only people for me are mad ones, the ones who are mad to live, mad to talk, mad to be saved, desirous of everything at the same time, the ones who never yawn or say a commonplace thing, but burn, burn, burn like fabulous yellow roman candles exploding like spiders across the stars and in the middle you see the blue centerlight pop and everybody goes "Awww!" 

A Quote from the book "On the Road" by Jack Kerouac

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